レッツポコポコ

2018年1月21日、レッツポコポコが解散しました。

すごく長くなりそうだから読まなくてもいいです。思い出を思い返す意味で書いてこうかな。

 

僕が初めてレッポコを見たのが2016年2月21日のレッツポコポコお披露目ライブでした。
人前に出るのが初めての少女たちが緊張した表情で歌って踊る姿をよく覚えてます。

 

その1ヶ月半後の4月6日、なんやかんやでレッポコに通おうと決意して、研修期間をあけて卒業した2人を除いた6人初のライブが僕の2現場目でした。

 

レッポコを見に来てるお客さんは5人くらい…

 

お披露目から1ヶ月半も経ってるのに大丈夫かよ!と思ったけど「レッポコはきっともっとたくさんの人に見てもらえる時が来る!だからそれまで僕が支えよう!」バカだけど本気でそう思いました。

 

その日対バンでいて、当時の僕の事情とかをよく知っていたバンドじゃないもん!のちゃんももの隣で見た「空飛べらりるれろ」がすごく印象深く残っています。

 

その同じ日に僕はレッポコのメンバーと初接触するわけですが、これは完全に直感で久々御こひなを選びました。

 

本人には話したけど、この日の決断は本当に間違ってなかった。
レッポコをよく知った今、他のメンバーも推したいくらい魅力的だったけど、
僕にとって久々御こひなは他にはない何かを感じたんだよね。
オタクならわかると思うけど運命とかそういうくさいことを言いたいわけではなく。

 

初接触、こひなの一言目は

 

「イケメンですね!何でこんなところにいるんですか?」

でした。
これはずっと忘れない!笑 それを言われた僕は「いいやつだな。この子を推そう。」と、笑 他のメンバーともまだ話していなかったけど完全に直感で推すことにした。

 

それからというものイベントにはほとんど欠かさず通い、だんだんとメンバーのことも知っていって、どんどんレッポコにハマっていった。

 

迷ってたけど勢いで行ったレッポコ初遠征名古屋、
翌日なべ君と早朝新幹線に乗って新宿のライブに行ったのはすごくいい思い出。

 

その頃はなかなかオタクが増えなくてメンバーと一緒に悩んだり、ライブ後にコマツと30分くらいどうすればいいかな~って話したりした。

 

うわ~オタク…って思うかもしれないけど、僕の目標はレッポコが売れることだったから当時は本気で考えてた。

 

2016年の夏、レッポコがアイドル横丁に出演したんだけど、
こひなに思い出のライブは?って聞くと必ず一番に横丁の名前が出てくるのがすごく嬉しい。
それは僕も同じだった。

 

あの時はTIFとかワンマンとか色々と目標はあったけど、そんなのどうでもいいくらいその時を楽しんでたと思う。
あの横丁でレッポコを見つけた人もたくさんいたし、一番の思い出。

 

レッポコ初シングル「魔法のカギカッコ」のPVの撮影地が、高校時代よく遊んでいた光が丘公園ですごくエモかった。

 

レッツマウンテン(ちのりお加入ライブ)、直近で誕生日だったりおちゃんのお誕生日をお祝いしてケーキを運ぶ係だったんだけど、
ケーキを見るなり泣き出したりおちゃんの表情に安心感を覚えたりした。

 

正直な話レッポコのオタク何人かでちーちゃんには、はじめは厳しくしようって話してた!笑
今までのアイドル経験を活かしてレッポコを引っ張っていってほしかったけど、アイドルを初めてやるような後輩として入るくらいの気持ちで挑んで欲しい気持ちもあったから。

 

最近の話だけど、ちーちゃんに「ゆるめるモ!時代から知ってはいるけど、(俺とかが)レッポコには最初からいたから、認めてもらえるのか不安ですごく怖かった。」って言われた。本当に申し訳ない。個人的には僕なりの愛情のつもりでした。

 

そのあと初めてのワンマンライブ、レッツわんわんがあった。

ライブが始まるまで、初めてライブに来たかのような緊張があって終始落ち着かなかった。
我が子を見るような目でライブを見てたのと同時に、最高に楽しくて一瞬で終わってしまったワンマンだった。

 

その日はセカンドワンマンの発表もあった。
場所は新宿LOFT

 

僕にとって新宿LOFTは、これ以上ないほど思入れのあるライブハウスだったから発表から泣きそうだった。

 

ワンマン後、レッポコ2度目の遠征大阪。
りゅー君が予約した宿が外国人が泊まる民宿みたいなところで、オタクで二段ベッド3つを分け合ったのすごく楽しかった。

 

帰りの車、突然こひなが病みツイートしだして次のライブを結構無理して行ったな。
その時の接触で「私なんかの人生に関わってくれてありがとう。」って泣きながら言われたのすごく覚えてる。

 

ぼくらの物語/くらげくらげのリリースイベントがあって、この時期も人が増えなくて悩んだ時期だった。
えこちゃんと「このあとワンマンがあるから、今は踏ん張り時だよ!がんばろ!」って話したのを覚えてる。

 

新メンバーが入った影響もあって、この頃からだいぶ顔ぶれも変わっていって、また新しいレッポコ現場感があったと思う。

 

年が明けていよいよセカンドワンマン、本当に泣きそうになった。
終演後の物販、こひなの撮影係が元メンバーの二階堂はるで、こひなの感じ見てたら泣きそうだった気持ちが吹っ飛んだのもまぁ良い思い出かな。

 

けどこのワンマンを境に、個人的にレッポコに対して疑問を抱くようになりました。

 

自分的に一区切りついたっていうのもあったけど、なんだがレッポコがどこを目指してるのかわからなくなっていって、
現場には行っていたけど、メンバーが同じ方向を向いていないなって思って現場数も減っていった。

 

正直2017年の夏前には、きっとこのままなんとなく続くことはないんだろうなって思ってたから、アイドル横丁でこひなに

 

「こひなは誰にも流されず、自分がやりたいことをやってほしい。俺はそれを応援したい。」

 

って伝えた。
それに対してこひなは、

 

「よくわからないけどわかった!なんか今それを聞けてよかった。」

 

そう言われた。
自分的にこの時レッポコのオタクとしてのこれまでの僕はいなくなった感があった。

 

レッポコに解散してほしいなんて思ったことはなかったし、僕の言葉でこひなは決断したなんて微塵も思わないけど…
なんだろう、この感じは文字とか言葉では表せない推してたからこそ感じたことがあったんだよね。

 

それでも好きな気持ちは変わらなかったから、お披露目当初から夢だったTIFには行くことにした。
新曲の君以外虚無のラスト、大きいとは言えないステージでも空に向かって叫ぶメンバーの姿を見て、来てよかったって思った。

 

こひなに「レッポコどうするの?」って聞くと「えー!?なんで!?私辞めないよ!!!だからせっちゃんもっと来て!!!」って言われてた。

 

その直後に活動休止が発表されて、気持ちが固まってなかったとは言えすごく辛い思いを、重い質問をしてしまってたなって反省した。
今思うと、一番悩んでる時期に俺はいなかったんだなって、それだけはすごく後悔してる。

 

活動休止ライブ、最後のライブを見る気持ちで見てた。
ファンの有志で企画した友よポコポコのサイリウム一斉点灯、直前で倒れて見れなかったこひなのこと考えてたら悔しかったんだろうなぁって俺も泣きそうになったけど、ギリギリ泣かなかった。
そんな波乱万丈な感じ、こひならしいなって思った。

 

そして、解散発表。
2018年1月21日。

 

今までの全てが思い出に変わる瞬間だった。
ずっと続いてほしいって心から思った。

 

たくさん聴いてきた曲たちが、こうしてライブで聴けるのが最後だと思うと不思議な感覚だった。
ほぼ毎日のように会ってた人たちと、約束なんて交わさずに会うことはもうなくなるんだと思うと寂しくてしかたなかった。

 

メンバーもきっと同じ気持ちだったよね。

 

終演後、もう会うこともないかもしれないと思い、一人一人に挨拶をしていたら、
レッポコに通ってから一度も泣かずにここまできたのに、最後の最後でよりによってチョコさんの顔を見たら泣いてしまった!笑

チョコさんに「最後の方もっと来て欲しかった。」と言われて思わず泣いてしまった。

 

こひなには伝えたけど、
レッツポコポコは僕が今までで一番応援したグループでした。僕の全てでした。だからメンバーも、レッポコに関わってくれた人も、一緒に遊んでくれたポコラーのみんなも、本当に本当に感謝してます。ありがとう。

この2年間のことは一瞬だったけど、一生忘れないと思う。

 

こひなとの最後の接触で、


「辛い時期とかもせっちゃんがいてくれたからここまでやってこれた、せっちゃんは本当に支えだった。ありがとう」


って言われたんだけど、支えようって通いだした僕にとって最高の言葉をかけてくれました。
本当に今までレッツポコポコを、久々御こひなを推しててよかった。

 

これからみんなそれぞれの道を歩むことになるけど、5人の人生がより良くなることを願ってます。

辞めていったメンバー達にも同じ気持ちです。
どこで何をしてようが、自分のやりたいことをやっているあなた達を応援しています。


2年間、本当にありがとうございました。